医師の働き方改革法改正
○ 医療機関勤務環境評価センタ-(以下「評価センター」という。)が医療機関の評価を行う際の具体的な評価項 目及び評価基準については、「医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(評価項目と評 価基準)」(以下「評価ガイドライン」という。)を参照することとし、これまで本検討会において、評価ガイド ラインの内容についての検討を行ってきたところ。
○ 令和2年度の評価センターの設置準備事業における検討や、医師労働時間短縮計画作成ガイドライン案及び医師 の労働時間短縮等に関する大臣指針の内容を踏まえ、第14回(令和3年8月23日開催)の本検討会にて、評価ガイ ドラインの修正案を提示。この修正案に基づき、令和3年度の評価センターの設置準備事業において、16病院に対 し、評価センターにおける模擬的な評価(模擬評価)を実施した。
○ 模擬評価に参加した医療機関関係者や、模擬評価を行ったサーベイヤー(医師・社会保険労務士)に対するヒア リング結果を踏まえ、評価ガイドラインについて、次のように整理した。
1 医療機関の勤務環境、労務管理体制・仕組みに関する評価項目を「プロセス」から「ストラクチャー」へ移動。
2 サーベイヤーが模擬評価を行った際、提出書類の同一箇所を確認することで、評価項目の複数を同時に評価が 可能な内容は、それらの項目を統合。
3 法令規定事項としての必須項目の内容を適正化。 ※その他、ヒアリングを踏まえ、評価項目の文言を整理。 ※上記修正を反映した「評価内容・評価の視点」は次頁のとおり。
○ 令和4年度から評価センターによる評価が開始されることから、上記の実地検証を踏まえた整理をもって、評価 ガイドラインの運用を開始した上で、今後、評価センターが指定法人として運用されていく中で、必要が生じた場 合には、本検討会等で報告・検討の上、ガイドラインの改版を行うこととする。
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