C-2水準の考え方について
○ 運用を進めていく中で、対象技能が引き続き指定を受けるにふさわしいかどうかを定期的に確認、見直し することが重要であり、対象技能を公表していくことも検討いただきたい。
○ 運用に当たって、様々な地域でC-2水準の適用範囲が乱立するような形になることは好ましくない。効率 的に症例が集積して、必要な高度技能に対してある特定の施設で研修ができるような仕組みを改めて考え ていただきたい。
○ C水準の若い先生が十分な技能を修得する機会を確保することは重要だが、その先生の健康の確保も重 視しなければいけない。様々な分野、技能が上がってきたときに、どのようにそれを選別し、限定していくの かをもう少し掘り下げる必要があるのではないか。
○ 審査組織内で、専門家が、ぜひこの技能はほかの分野に先駆けてもっと広めていくべきだと主張したとき に、それは駄目だとは言えなくなってしまうのではないか。
○ ある程度の専門家の、その時点でこれが高度な技能である、これを自分は新しい技術としてやっていきた いというような思いを十分勘案した上で、大勢の専門家の目を通して高度な技能として認定する形になると 理解をしている。
○ C-2水準は新しい仕組みであり、スタートの段階で明確な技能の基準やその範囲を示すことは、技術的に も困難である。審査を進めていく中で、審査組織では複数の専門家の目で見て審査を行うことや、様々な事 例を集積した実績については検討会の場等で報告するという手続を行うことにより、運用の妥当性や制度の 適正性を担保する形を取り、まずは進めてみてはどうか。
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